ネットの加工からネットの性質上のご注意点などについて

防鳥ネット防球ネット防犯ネット等に用いられる標準的な周囲加工
 ネットの周囲に専用ミシンにてロープ芯を縫い付ける加工です。
 ネットの周囲のほつれを防止し、形状を担保しやすくする効果があります。

落石防止ネットに用いられる周囲加工
 ネットの端部にロープを通す加工です。
 四隅を固定し、形状を担保します。

安全ネットに用いられる周囲加工
 ネットの端部にロープを通す加工です。
 万が一の落下時に人体への衝撃緩和の
 ために垂れを保つことができます。

養生ネットに用いられる周囲加工
 ネットの端部から数マス内側にロープを通す加工です。
 形状を担保しつつ、養生をする対象に対して融通できる
 柔軟性を持たせる効果があります。

養生ネットに用いられる周囲加工
 ネットの端部から数マス内側にロープを通す加工です。
 形状を担保しつつ、養生をする対象に対して融通できる
 柔軟性を持たせる効果があります。

飛散防止ネット防塵メッシュ防犯メッシュに用いられる周囲加工
 メッシュの端部を折り返してミシンがけを行い、
 四隅と四辺にハトメ打ちを行います。
 端部のほつれを防止し、固定をしやすくする効果があります。

飛散防止ネット防塵メッシュに用いられる周囲加工
 メッシュの端部を折り返してターポリンで挟みミシンがけを行い、
 四隅と四辺にハトメ打ちを行います。
 ターポリンを使用することで強度を出す効果があります。

飛散防止ネットに用いられる周囲加工
 メッシュの端部を折り返してラダーをミシンで取付けます。
 周囲の強度を高め、かつハトメを別途取り付ける形ではなく、
 ラダー自体の目を使い固定を行うため
 取付対象との間が密になり、バタつきを軽減します。

飛散防止ネットに用いられる周囲加工
 メッシュの中間部分に帯状に行う加工です。
 付帯することによって、ペケットを倒す方向へシートを固定し、
 バタつきを抑えられます。
 ライン全体に負荷を分散できる点も特色になります。

ネット(網)は性質上、その構成要素である「目」(マス目)をふまえてサイズが調整されます。
布や紙と異なり、mm単位での作成を行うことは叶わないものになります。

当社ではお知らせ頂いたサイズを満たす形でお作り致します。
取付箇所に届かないという事を避け、余った目に関しては固定をされる時に
一緒にまとめて巻き込んでいただく事でたるまずに設置することができます。

※特に四角形以外の形状の場合、斜辺部の加工など、厳密なサイズ・形状での製作が
お受けできない場合がございます。

※図はあくまでイメージになります。

ネットの原反はすべて菱目の状態で生産されます。
その原反を繋ぎ合わせて角目(長方形)の状態に仕立てているため、
角目仕立ての場合は階段状に継ぎ目が入ります。
強度的には全く問題ありません。
あらかじめご了承のほど、よろしくお願いいたします。

ネット(網)の性質上、長方形や正方形のネットでも、
納品時の梱包形態は菱形のような形で納品いたします。
(布や紙と異なり、縦横の辺を半分ずつ折って畳む訳ではなく
 対角に畳んだ形で伸ばし、まとめた形が基本になります。)

納品後はネットの角の対角を2人で引っ張っていただき、
ご注文いただいた形に戻してご使用いただく形になります。
引っ張ることで、ネットのクセを取り、目をきれいに出すことができます。
(目が細かくなるごとに畳みクセは強くなります)

※四隅がわかりにくいネットには目印の紐をつけています。
 まず目印の箇所を持ってそれぞれに広げる事で
 縦横がわかりやすくなります。