防鳥剣山のメリット・デメリット

防鳥剣山(スパイク)は、鳥が止まりやすい場所に設置することで鳥害を防ぐ効果がある防鳥対策の一つです。
以下に、剣山設置のメリットとデメリットをご紹介します

メリット

●景観を損ねずに、防鳥効果が期待できる

剣山は物理的に鳥がとまれないようにするため、効果が高いです。
また、見た目の圧迫感が少ないので、景観を配慮される場所への設置に向いています。

●設置が簡単で幅広い場所に対応

手すり、窓枠、屋根の縁など、さまざまな場所に設置でき、簡単に防鳥対策を始められます。

●耐久性がありメンテナンスが少ない

ステンレスや樹脂製のものが多く、耐久性が高いため、長期間効果が持続し、メンテナンス頻度も少なく済みます。

●コストパフォーマンスが高い

初期費用が比較的低く、耐久性があるため、長期的に見てもコストパフォーマンスが良好です。

デメリット

●一部の鳥には効果が薄い

カラスや小型の鳥は剣山の隙間に無理やりとまる場合があり、完全に効果を発揮しないこともあります。
※ちなみに、弊社商品「トマレンジャーV-21」は鳩向けの仕様です。

●鳥を傷つける可能性がある

剣山は鳥が止まれないようにするためのものですが、鳥が誤って接触して傷を負うリスクがあります。

●劣化や破損の可能性

長期間設置することで、風雨や紫外線の影響で劣化し、剣山の先端が折れたり曲がったりすることがあります。

●定期的な掃除が必要

剣山の隙間にゴミや葉っぱがたまることがあり、放置すると汚れが目立つため、定期的な掃除が必要です。

防鳥剣山は防鳥効果が高く、設置も簡単ですが、環境や鳥種に応じて適切な場所に設置し、
必要に応じて他の対策と組み合わせると、より効果的に鳥害を防げます。