防鳥ワイヤー工法
防鳥ワイヤーは、鳥類の着地を物理的に防ぐための効果的な対策製品で、ステンレス製などのワイヤーを一定間隔で設置し、鳥がとまりにくい環境をつくります。特にハトやカラス、ムクドリなどの中〜大型の鳥に対して有効で、様々な施設で導入が進んでいます。
・鳥が止まりにくい構造
ワイヤーの物理的な障害により、ハト・カラス・ムクドリなどの鳥が着地できず、滞留を防止。
・景観を損なわない
細いワイヤーで視認性が低いため、建物の外観や景観に与える影響が少ない。
・様々な施設に対応可能
商業ビル、マンション、工場、駅舎、病院、学校、公共施設など、幅広い建物に対応。
・設置が柔軟
庇上・看板・手すり・空調設備・屋上パラペットなど、鳥が止まりやすい箇所に施工可能。
・通気性・開放感を維持
ネットと違い視界や風通しを遮らず、出入口や非常階段などの開放空間にも適応。
防鳥ネットと異なり、ワイヤーは視認性が低く美観や開放感を損なわない点が大きな特長です。
そのため、景観を重視するホテルや商業施設、また出入りが多くネット設置が難しい搬入口や非常階段などでよく採用されています。

【設置場所:商業施設の屋上部】

【設置場所:駅ホーム】

【設置場所:駅改札内】

躯体にあわせて、固定方法も様々あります
詳細図面

平地用

壁面用

H型鋼用

現場の状況や鳥の種類に応じて、ワイヤーの間隔や高さを調整することで、より高い効果を得ることが可能です。
コストを抑えつつ、建物の景観に配慮した防鳥対策をご検討の方には、防鳥ワイヤーの導入をおすすめいたします。